エクセル関数入門－関数とは何？

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関数って何？

データを入力すると、それに対応するデータが出力されてくるものをいいます。

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登場人物

	たろー	関数の先生	たろーって誰？
	ミケ	関数を初めて使う猫
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関数：そもそもの語源

	さあ、今日は、関数の勉強をしようか？
	ほえー

	関数って何か知ってる？
	しらなーい。なんですか？それ。

	じゃー、まずはエクセルからはちょっとはずれるけれども、そもそも関数っていう言葉がどうやってできたかから話をしていこうか。
	ほわーい・・

	（たるんでるな・・）猫パンチ！
	いったーい！！何すんですか！！どうせ「関係する数」とかそんなところからきてるんじゃないですか？。

	実は、関数っていう言葉の語源は英語の「function」っていう言葉から来ているんだよ。知ってた？
	知るわけないじゃないですか（怒）。

	まあまあ、なでなで・・。さて、この「function」という言葉が中国にまず輸入されたんだけれども、その時に、無理矢理、音が似ている漢字をあてはめたのが、そもそものはじまりなんだよ。そのときにあてはめた漢字は「函数」（注：中国ではファンスーと読むらしいです）という漢字だったんだね。
	へー。函（はこ）の数って書いたんだー。

	その後、日本にその言葉が輸入されて、しばらくは「函数」と書かれていたんだけれども、それが、常用漢字の制定に伴って、「函」という字が使えなくなってしまったんで、似ている「関」という字をあてることにして「関数」という表記をするようになったんだよ。
	へえ、へえ、へえ（３へえ）くらいですね（＾＾）。

	猫パンチ！

関数：データを入力すると、それに対応するデータが出力されてくる

	さて、それでは、いよいよ関数とは何かということだけれども、関数はよく「ブラックボックス」に例えられるので、ここでもその例で説明していきましょう。
	ブラックボックスって何ですか？

	ブラックボックスっていうのは、あるデータを入力すると、それに対応してあるデータが出力されてくるものをいうんだね。ブラックボックスっていうのは、中でどんな反応が起きて、入力から出力が生まれてきたかがわからない、というところからつけられた名前なんだよ。
	ふーん。ブラックボックスにも何種類かあるんですね。

	そうだよ。でも、何かデータを入力すると、何かデータが出力されてくるというところでは全部、共通しているんだ。
	１つのデータを入力して、複数のデータを出力するっていうのはないの？

	おっ、するどいね。でも、そういうパターンは普通は考えずらいんだよ。理由は内緒だけど。
	本当は知らないくせに・・

	猫パンチ！　ちなみに、エクセルでいうと、　図１のパターンはsum関数等　図２のパターンはif関数等　図３のパターンは配列関数が、それぞれ該当します。これからの関数の勉強に役立ててくださいね。

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