エクセル関数実践編−if関数の使い方page 1
スポンサード リンク if関数の書式
if関数は指定した条件に応じて、セルに表示する内容を変える関数です。
if関数の書式
=if(条件,表示内容1,表示内容2)
if関数の動作の概要if関数は、エクセルで一番基礎となる関数です。実はif関数というのは、通常のプログラミング言語でも、最もよく使われる機能のひとつで、if関数を使いこなせれば、様々な場面において、大きな力となります。しかし、一番基礎となる関数であるために、その分、一番奥が深い関数とも言えます。そこで、本稿では、if関数の動作を深く掘り下げて見て行きたいと思います。 if関数の動作のイメージスポンサード リンク 現実の世界でも、場合分けをして行動を変える、というケースはよくあると思います。ここでは、単純な例を考えてみましょう。
例えば、答案のある問題を採点しているときのことを考えてみてください。この場合に、採点者は次のようなことをするはずです。
これをエクセルのif関数で表現することを考えてみましょう。 条件の部分の表現を変えるでも、このままの形ではエクセルのif関数で表現することができません。というのは、いわゆる「条件の部分」の表現が1つめの条件と2つめの条件では異なっているからです。これをエクセルのif関数で表現してみるために、次のように表現を変えてみましょう。
このように「・・・という条件を満たせばXXXを書く」、「・・・という条件満たさなければYYYと書く」というように整理してやることで、エクセルのif関数で表現できる形になります。 条件の部分の表現を変えるこれを、エクセルのif関数風に表現すると、
=if(「正しく解答が記入されている」,「○」,「×」)
というふうに表現できることになります。
また、一番最初に書いた書式にあわせて書くと、下のような感じになります。
if関数のエクセルでの使い方エクセルでのif関数のイメージは基本的には上記のとおりなのですが、実際にエクセルでif関数を使う時には、上のように人間が話す言葉を用いて表現することはできません。そのため、エクセルでif関数を使うためには、エクセルで定められている条件、表示方法の書き方を覚える必要があります。 そこで、次回はif関数の条件の部分の書き方を見ていこうと思います。 if関数の使い方目次
※次回以降は順次掲載予定です。
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