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エクセル関数入門−rounddown関数の使い方
関数の重要度：
登場人物
rounddown関数の概要
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さて、今度はrounddown関数を勉強するよ。
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ほーい。ところで、前にround関数ってやりましたよね？それとは違うんですか？
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round関数とは、ちょっとだけ違うんだ。round関数は四捨五入をする関数だったけれども、rounddown関数は「切り捨て」をする関数なんだ。
※下で説明するようにint関数とは負数について端数処理結果が異なります。気をつけてください。
負数の端数処理のところがちょっと難しいかもしれないけど、そこだけ気をつけて覚えてね。
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はーい。
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round関数と同じようにrounddown関数でも、どの桁で端数処理をするかを指定することができる。
例えば、123.4567という数値を端数処理すると、処理する桁によって、次のように出力結果が変わるんだ。
| 10の位で切り捨てて100単位にする | 100 |
| １の位で切り捨てて10単位にする | 120 |
| 小数第１位で切り捨てて1単位にする | 123 |
| 小数第２位で切り捨てて0.1単位にする | 123.4 |
| 小数第３位で切り捨てて0.01単位にする | 123.45 |
| 小数第４位で切り捨てて0.001単位にする | 123.456 |
rounddown関数は、こういうふうに、どの桁を端数処理するかを指定しないといけないから、round関数と同じように、引数を２つ（端数処理をしたい数が入力されているセル＋端数処理をする桁）入力してあげないといけないんだよ。
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（あいかわらず説明が長いよ・・・）。
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rounddown関数を実際に使ってみる
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さて、それじゃー、実際に使ってみよう。まず、エクセルを起動して、、
A1セルに「123.4567」と入力して、A2セルからA6セルにコピーしてみよう。
次に、A7セルに「-123.4567」と入力して、
同じようにA8セルからA12セルにコピーしてみよう。
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round関数の時と一緒ですね。
 ぴし！！
ぴし！！
（一本指で、一生懸命入力中・・）
入れましたー
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今回もまだまだたくさん入れるよー。
そうしたら、今度はB列に次のようい入れてみてね。
※面倒な方は下のように工夫をすることもできますので、チャレンジしてみてください。
- B1セルからB6セルまではおとなしく入力して、その後B1セルからB6セルの内容をB7セルからB12セルにコピーする。
- C1セルからC12セルにあらかじめ-2,-1,0,1,2,3,-2,-1,0,1,2,3というふうに入れておき、B1セルに「=rounddown(A1,C1)」というふうに入力し、それをB2セルからB12セルにコピーする。
| B1セル | =rounddown(A1,-2) |
| B2セル | =rounddown(A2,-1) |
| B3セル | =rounddown(A3, 0) |
| B4セル | =rounddown(A4, 1) |
| B5セル | =rounddown(A5, 2) |
| B6セル | =rounddown(A6, 3) |
| B7セル | =rounddown(A7,-2) |
| B8セル | =rounddown(A8,-1) |
| B9セル | =rounddown(A9,-0) |
| B10セル | =rounddown(A10,1) |
| B11セル | =rounddown(A11,2) |
| B12セル | =rounddown(A12,3) |
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これも、round関数の時と全く一緒ですね。手抜きだなー。まったく。
ぴし！！
ぴし！！
ぴし！！
（一本指で、一生懸命入力中・・）
やっと、入れ終わりましたーー。
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じゃー、関数の計算結果をじっくりと見ていこうか？
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えーっと、、、正数でも負数でも端数がすべて無視されて、切り捨てられていますね。
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うんうん。
そのとおりなんだけれども、特に負の数の端数処理の部分がイメージと違う人もいるかもしれないから、今回も一応数直線でイメージをつかんでおこうね。
まずはイメージしやすい正数で、しかも小数第一位を処理して整数に丸める場合の話をしてみるね。
rounddown関数は端数を無視する関数なので、1.0以上2.0未満の数値を入力すると、全て1という数値になるんだね。
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それって当たり前ですよね。毎回毎回あたりまえな話をしないでください。
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（なんだよ、うるさいなー・・・）じゃー次に、負数の場合も見てみよう。
こっちの場合も、話は一緒で端数を無視する、という点では一緒だね。
上の図でいくと、-2.0超-1.0以下の数値を入力すると、全て-1という数値になるんだ。
イメージはつかめた？
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負の数のほうは、ちょっと難しいけれど、要は、端数があったら「０に近づく方向」（絶対値が小さくなる方向）に動くんですよねー。
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（なかなかやるな・・）
繰り返しになるけれども、端数処理関数のポイントは負の数の処理がちゃんとイメージできるか、というところだから、よく復習しておくんだよ。
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はーい。
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