エクセル関数実践編−sumif関数で楽に集計をするスポンサード リンク page 4
エクセルで集計をする際の問題エクセルで普通に足し算で集計をすると大変今回はエクセルで普通にやると大変なことが、sumif関数を使うと楽にできてしまう、というテクニックを紹介したいと思います。 例えば、下記のような表がエクセルに入力されているとしましょう。
これを適当に分類して集計すると?さて、ここでエクセルの機能を使って、上の8つの魚たち(一部魚じゃないのもいますが)を、「赤身の魚(まぐろ、かつお)」、「青物(あじ、いわし、さんま)」、「その他(たこ、いか、うに)」というふうに分類して、数量を合計してみましょう。この際、どのようにして、合計をとりますか? 一番簡単には、下のように、エクセルの足し算の機能を使えば、合計がとれますね。
緑色のところを入力した結果、C12セルには「13」、C13セルには「50」、C14セルには「57」と表示されます。 でも、例えば、エクセルに元のデータが100個くらい入力されていた場合には、上のように足し算の式を入れていくというのはとても大変そうですよね?それに、手作業でもれなく集計をする、というのも大変です。そこで、エクセルのsumif関数をうまく使って、集計が簡単にできるような工夫をしてみましょう。 集計キーを作るスポンサード リンク エクセルのsumif関数を使うと、ある条件を満たす「条件セル」に対応するセルの合計をとることができます。そこで、例えば、集計対象(1行目から9行目)について、集計のキーとなる値を入力してみるとどうでしょうか?例えば、C列にそれぞれの魚の種類に対応する集計項目の名前(「赤身の魚」、「青物」、「その他」)を入れてみましょう。
これでsumif関数が使える形になりましたね?あとは、sumif関数を使うだけです。
集計キーを作る:IDを振る上の例では、集計キーとしては、直接、集計する項目の名称を入れましたが、実際上は、「集計する項目の名称」の変わりに、「集計する項目のID」を割り振って、それを集計キーとするほうが便利なことがよくあります。そこで、最後にこのようなIDを振る方法をご紹介したいと思います。 とはいっても、実のところ、入力方法は、上で紹介したものと、ほとんど違いません。単に、集計キーの欄に文字を入れる変わりに数字を入れるだけです。 まずは、集計欄のほうに数字をふっておきます。 集計欄に通し番号を振る
次に、その集計欄の通し番号にあわせて集計元項目のほうにも通し番号で集計先を指定します。
最後に、集計欄にsumif関数を入力します。
これで、エクセルを使って簡単に集計することができました。 sumif関数の使い方目次
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